08-1

終活まとめ~より良い人生を送るために~

「いちばんやさしい終活ガイド」では、高齢者を支える制度、お金の計画、医療・介護、お葬式やお墓、相続、エンディングノートなど、終活における知識をやさしく解説しています。

ここでは、最終章として「これからの人生をよりよく生きるため」に、終活で大切なこと、エンディングノートの活用術についてまとめました。

エンディングノートを完成させよう!

エンディングノートを抱える夫婦

終活は、「これからの人生をより良く生きるための活動」であり、残される家族のために行う大切なもの。

最期まで自分らしく生きるためには、誰にでも訪れる死から目を背けず、限りある時間をより良いものにしていくことが重要です。

ご自身の老後について考え始めた方は、今日からエンディングノートを始めるとよいでしょう。また、ご家族の介護をしている方は、残りの時間を充実させるためにも、終活を勧めてみてください。

エンディングノート活用術

エンディングノートを書くことは、家族のためだけでなく、自分にとってもメリットがあり、次の場面で役立ちます。

生きがい作りに貢献!

趣味や旅行

終活は決して人生の最期のための準備だけではありません。これからの人生を、いきいきと暮らすための活動でもあります。

エンディングノートを書くことで人生を見直すきっかけになり、趣味を再開した人、訪れたかった観光地に旅行に行く人など、“人生に前向きになれた” という人は多いです。

ばく然と考えるのではなく、文字にして書くことが実現の第一歩。エンディングノートは、生きがい作りにも貢献し、これからの生活を楽しく暮らすことにつながります。

コピーして常に持ち歩こう!

エンディングノートのコピーを持ち歩く人

高齢になると、心臓発作や脳梗塞を起こしやすくなります。

ひとりで突然倒れ、救急車で病院に搬送されたとき、全く情報がなければ、一から検査をする必要があり、治療までに時間を要することがあります。

そんなとき、健康保険証や持病・服用している薬などの情報がまとまったページをコピーして持ち歩いていれば、病歴やかかりつけ医が分かり、的確な手当てを速やかに受けることができます

エンディングノートの見直し

エンディングノートを見直す人

年齢を重ねるとともに、体調や心境は変化します。

過去に書いた内容が、いまの気持ちと変わっていることもあるため、エンディングノートは年に1度は見直すようにしましょう。

第8章「終活まとめ~自分らしく生きる~」

  1. 終活まとめ~より良い人生を送るために~
  2. 終活の専門家と相談窓口

この記事を家族・友だちに教える

関連記事

※終活アドバイザー® 、行政書士など有資格者が執筆&監修し、専門性・信ぴょう性の高い内容を心がけています。掲載している情報については充分注意・確認をした上で掲載しておりますが、最新性や正確性を保証するものではありません。
いちばんやさしい終活ガイドでは、より有益な情報をお届けしたいと考えており、もし誤った情報がございましたら、当サイトまでご一報いただけますと幸いです。

ホーム 検索 メニュー