エンディングノートを始めようと思っているけど、なかなか書けないという方も多いのではないでしょうか。
今回は、なぜエンディングノートが書けないのか「エンディングノートが書けない理由」についてやさしくお話します。
なかなか書けないエンディングノート
エンディングノートの必要性は分かっているけどなかなか書けないという方も多いのではないでしょうか。
以下はリサーチバンクが行った、終活エンディングノートに関するアンケート調査です。(対象:60歳以上の男女2,000人)
約9割の方が「エンディングノートを知っている、もしくは聞いたことがある」と答えたのに対し、「実際に書いている」と回答した人は1割にも満たないことがわかります。
エンディングノートが書けない理由
なぜエンディングノートが書けないのか?その理由を挙げてみます。
「人生の最期」と向き合うのが怖い
「死」はすべての人間に必ず訪れます。
ですが、誰しも自分の「最期」というのは受け入れがたいもの。人生の最期について考えると不安や恐怖でいっぱいになりますよね。
終活に対して億劫になってしまい、なかなかエンディングノートが書けない一番の理由といえます。
面倒くさい、書く習慣がない
日頃から想いを書く習慣がない人にとっては、なかなか書き進められません。
自分の基本情報ならスラスラ書けても、「葬儀やお墓、保険や相続」のこととなると、手が止まってしまいます。
中にはエンディングノートを購入したものの、書くことの多さに面倒くさくなり、押入れの片隅でほこりがかぶってしまっている、という方もいるかもしれません。
エンディングノートには、家族に伝えておきたい重要な情報や想いが綴られていればよいのです。
どう書いていいのか分からない
終活についての専門知識がないため「どう書いていいのか分からない」というのもエンディングノートが書けない理由のひとつです。
エンディングノートには、保険・年金・不動産・税金・医療・介護・葬儀・お墓・相続など、記入する項目がたくさんあります・・・。これらは専門家をもってしても難しく、プロでも専門外のことはよくわからないもの。
ですので、私たちがすべての項目を完璧に記入できないのは当たり前です。そのため、まずは希望や想いなど書けるところから書き始めることでスムーズに進みます。
エンディングノートが書けない理由まとめ
エンディングノートを書き始めると、日頃は気にしていなかった自分にとって重要な情報に気づかされます。すると、いろいろな情報をもっと知りたくなり、エンディングノートを書くのが楽しくなっていくでしょう。