【読み方】いっぱんそう
【別名】個人葬
一般葬とは?
一般葬(いっぱんそう)とは、身内だけでなく、さまざまな方を幅広く呼んで行うお葬式のことです。社会的な人間関係を重視したい方に向いています。
大規模な社葬とは違い、個人が喪主となって執り行うため「個人葬」ともいわれています。
一般葬の人数はどこから?
一般葬の人数に定義はありませんが、身内だけで密かに行う家族葬の人数は「20~30名以下」とされています。
そのため、近所の人や仕事関係の知り合いを大勢呼んで行う一般葬の人数は、家族葬の人数よりも大規模になります。
一般葬の費用
一般葬の全国平均費用は「約90万円」といわれています。
ですが、人数やプラン、葬儀社によっても「50万円~300万円」と金額にはかなりの幅があります。
そのため、複数の葬儀社に見積もりを取り、相談して決めるとよいでしょう。
一般葬の香典
故人が兄弟・姉妹の続柄であれば「3万円~5万円」。祖父母の続柄であれば「1万円~5万円」。おじ・おばの続柄であれば「1万円~3万円」が香典の費用相場です。
友人・知人などの場合は「5,000円~1万円」が相場になります。生前の関わりが深かった場合は「2万円~3万円」を包むこともあります。
香典の金額は多ければよいというわけではありません。香典の金額が多すぎるのは失礼にあたりますので、遺族が受けとって困ることがないように配慮しましょう。
一般葬のメリットデメリット
一般葬のメリット
- 葬儀屋さんが執り行ってくれるので、安心して任せられる
- 参列者にきちんと挨拶できる
- たくさんの人と故人を偲ぶことができる
一般葬のデメリット
- 葬儀費用がかさむ
- 香典返しなどの負担が増える
- 訃報(ふほう)の連絡がたいへん