納棺式

【読み方】のうかんしき
【英語】a rite of placing the dead body in the coffin

納棺式とは何ですか?簡単に

納棺式(のうかんしき)とは、故人を棺の中に納めるときに行う儀式のことです。

お通夜やお葬式とは異なり、身内だけが集まって行います。納棺式の主な流れは、次のとおりです。

①末期の水をとる
ガーゼで故人の唇を湿らせる。あの世で渇きに苦しまないようにと願いを込めて行う儀式です。

②湯灌(ゆかん)
故人の体を拭いてきれいにします。

③死化粧
爪を切ったり、髪を整えます。男性であればヒゲを剃り、女性であれば薄く化粧をします。

④旅支度
故人に死装束(しにしょうぞく)を着せます。(近年は、故人の愛用していた服を着せることも増えています。)

⑤納棺
故人を棺に納め、一緒に、故人が愛用していた物を入れてあげるとよいでしょう。

⑤棺を閉じる
合掌をした後、棺を閉じます。

【関連する用語】:

この用語を家族・友だちに教える

掲載している情報については充分注意・確認をした上で掲載しておりますが、最新性や正確性を保証するものではありません。法令や制度の変更などにより、内容が異なる場合がございますので、ご利用の際は、必ずご自身でもご確認ください。
いちばんやさしい終活ガイドでは、より有益な情報をお届けしたいと考えており、もし誤った情報がございましたら、当サイトまでご一報いただけますと幸いです。

関連用語

ホーム 検索 メニュー