【読み方】ぷろぼの
【別名】プロボノ活動
【英語】Pro bono
プロボノとは?意味を簡単に
プロボノとは、社会人が専門知識やスキルを活かして、社会貢献する活動のことをいいます。
ラテン語の「Pro Bono Publico(プロー・ボノー・プーブリコー)」の略称です。プロボノ活動をする人のことを「プロボノワーカー」と呼びます。
プロボノは、ボランティア活動の一種ですが、社会人が仕事をしながら、無理をしない範囲で活動できるのが利点です。
プロボノ活動とは?
プロボノ活動とは、たとえば大規模な自然災害があり、地元の医療機関だけでは手が足りない場合に、別の地域から医師や看護師がかけつけることもあります。これも無償奉仕であれば、専門スキルを活かした、プロボノ活動の一種といえます。
プロボノとは弁護士による無料弁護がはじまり
プロボノとは、もともと弁護士による無料法律相談・無料弁護といったボランティア活動からはじまった歴史があり、プロボノは弁護士業界に広く浸透している言葉です。
一般的には「社会的弱者の救済」が、弁護士にとっての社会正義とされており、各地域の弁護士会でも、所属弁護士に対してプロボノ活動を義務づける動きが広がっています。
プロボノ活動で得られるメリット
プロボノ活動を通して得られるメリットには、次のようなものがあります。
- 人脈・ネットワークが広がる
- スキルが向上し、自分の市場価値を知ることができる
- 世の中に貢献できる
- 定年後も、生きがいをもって働きつづけられる
プロボノ活動を通して幅広い社会参加の機会が得られます。
日本では認知度がまだ高いとはいえませんが、世界では社員にプロボノ参加をうながす企業も増えています。
プロボノのよくある質問
プロボノとボランティアの違いは?
プロボノは自分の専門知識やスキルを活かした活動であるのに対して、ボランティアはそうでない、というところが主な違いです。