独居

【読み方】どっきょ
【別名】一人暮らし
【英語】solitude

独居とは?意味を簡単に

独居(どっきょ)とは、一人きりで暮らすことをいいます。

近年は、高齢者の一人暮らし(おひとりさま)が増えており、話題にもなっています。

ご高齢者の一人暮らしの現状

国立社会保障・人口問題研究所は、2040年に独居世帯は3割を超え、「一人暮らしをする65歳以上は17%」になる推計を公表しました。

“6世帯に1世帯”が65歳以上のひとり暮らし

少子高齢化の進展に加え、未婚化が進み、一人暮らしのご高齢者が増えていることが要因とみています。

ご高齢者の一人暮らしが抱える問題

ご高齢者の一人暮らしは、主に次のような問題が挙げられます。

  • 生活意欲の低下
  • 消費者トラブル
  • 孤独死
  • 認知症などの進行

消費者庁によると、ご高齢者の消費者被害による相談件数は年々増えており、平成29年(2017年)には26.6万件の相談が寄せられていると発表。

参照:消費者白書(平成30年版) – 消費者庁

また、老後の一人暮らしは「孤独死」のリスクも高く、東京23区内・65歳以上の一人暮らしにおける、自宅での死亡者数は「3,179人」(平成28年)となっています。

参照:高齢社会白書(平成30年版) 第1章 高齢化の状況 – 内閣府

ご高齢者の一人暮らしの対策

一人暮らしの高齢者には周囲のサポートがとても重要であり、ご家族や社会ができることについて考えてみましょう。

ご家族ができること

ご家族ができる一番のことは、やはり「一緒に暮らすこと」です。

仕事などで同居するのが難しい場合は、公的な見守りサービスや、自治体が行っている介護福祉の支援サービスを活用するとよいでしょう。

社会ができること

国や社会では、高齢になっても働けるように、高齢者を積極的に雇用する動きが出ています。

雇用以外では、サービス提供体制の整備や、保険料の設定などが行われ、住民同士がお互いに助け合える地域づくりのために、2020年に向けて「介護保険制度の改正」が進められています。

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