【読み方】おきよめのしお
【別名】御清め塩、清め塩、清めの塩
【英語】purificatory salt
お清めの塩の意味とは?
お清めの塩(おきよめのしお)とは、お通夜やお葬式から帰宅した際に、玄関先で身を清めるために使う塩です。
神道で用いられる儀式であり、仏教ではお清めの塩は必要ないとしています。
お清めの塩は、必ず玄関をまたぐ前に体に振りかけます。くれぐれも、お清めの塩をする前に、玄関をまたぐことのないように気を付けましょう。
お清めの塩のよくある質問(FAQ)
お清めの塩を振り忘れたときの対処法は?
「お清めの塩を振り忘れて、家に入ってしまった」という場合は、すぐに玄関先に戻って、体に振りかけてから、再度ご自宅に入れば大丈夫です。
お清めの塩がない…。どうしたらいい?
仏教では死をけがれとしないため、そもそも「お清めの塩」は必要ありません。近年は、お葬式でお清めの塩を配らないところも増えています。
お清めの塩は食塩でもいいの?
「おきよめ」は、気持ちの問題ですので、食塩をお清めの塩として使っても問題ありません。
お清めの塩はいつまですれば良い?
一般的には、お通夜・お葬式・告別式のみで行われます。ただ近年では、お清めの塩をまかないお葬式も増えています。
身内のお葬式では塩をまかない?
身内が亡くなった場合には、お清めの塩はまきません。塩で身を清めるのは、他人の葬式に参列してきた場合のみです。