煩悩

【読み方】ぼんのう
【英語】passions

煩悩とは何ですか?簡単に

煩悩(ぼんのう)とは、簡単にいうと「欲望のこと」です。

仏教では、煩悩が人間を苦しめる原因であり、心身を悩ませ、苦しめ、煩わせ、汚す心に作用します。

最も根本的な3つの煩悩を「三毒(さんどく)」といい、「貪・瞋・痴(とん・じん・ち)」と表します。

◎三毒(さんどく)

■ 貪(とん)
「欲しいものに執着する心」を意味します。貪欲(どんよく)の貪。

■ 瞋(じん)
「怒ること、腹を立てること」を意味します。瞋は「いかり」とも読みます。

■ 痴(ち)
「真理を知らず、善悪の区別がつかないこと」を意味します。痴は「おろか」とも読みます。

さらに、三毒に「慢・疑・悪見(まん・ぎ・あくけん)」を加えた、6つの煩悩のことを「根本煩悩」と呼びます。

【関連する用語】:成仏除夜の鐘朝夕の鐘合掌

この用語を家族・友だちに教える

※終活アドバイザー® 、行政書士など有資格者が執筆&監修し、専門性・信ぴょう性の高い内容を心がけています。掲載している情報については充分注意・確認をした上で掲載しておりますが、最新性や正確性を保証するものではありません。
いちばんやさしい終活ガイドでは、より有益な情報をお届けしたいと考えており、もし誤った情報がございましたら、当サイトまでご一報いただけますと幸いです。

関連用語

ホーム 検索 メニュー