脇侍

【読み方】わきじ、わきざむらい、きょうじ
【別名】脇士、夾侍、脇立
【英語】flanking image

脇侍とは何ですか?簡単に

脇侍(わきじ)とは、仏さまの両脇につき添い、悟りをサポートする存在のことです。明王(みょうおう)・天部(てんぶ)・菩薩(ぼさつ)などがそれにあたります。

仏像や絵画では、本尊の左右に配置または描かれます。

◎各宗派の「中尊」と「脇侍」の組み合わせ

【真言宗】
中尊:大日如来
脇侍:(左)不動明王、(右)弘法大師
【浄土宗】
中尊:阿弥陀如来
脇侍:(左)法然上人、(右)善導大師
【真宗】
中尊:阿弥陀如来
脇侍:(左)蓮如上人、(右)親鸞聖人
【臨済宗】
中尊:釈迦如来
脇侍:(左)普賢菩薩、(右)文殊菩薩
※現在の臨済宗は14派にわかれ、各派によって異なる脇侍が飾られます。
【曹洞宗】
中尊:釈迦如来
脇侍:(左)瑩山禅師、(右)道元禅師
阿弥陀三尊像(中尊阿弥陀如来の左右に位置するのが脇侍)

阿弥陀三尊像(Wikipedia 参照)

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