守り刀

【読み方】まもりがたな
【別名】枕刀
【英語】sword for self-defense

守り刀とは何ですか?簡単に

守り刀(まもりがたな)とは、ご遺体を北向きに寝かせ、故人の胸元もしくは枕元におく刀のことです。

日本では、古くから行われている風習で、守り刀には亡くなった方を魔物から守る「魔除け」の役割があります。かつては、日本刀や短刀が用いられましたが、最近では袋入りの小刀や木製のものを用いています。

守り刀の意味

仏教では、死後49日間を「中陰」と呼び、故人がこの世からあの世へむかう時期として考えられています。そして、この時期に故人が極楽浄土に無事たどり着けるよう「追善供養」を営む風習があります。守り刀は、そのお守りとして用いられます。

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