生活の質(QOL)

【読み方】 せいかつのしつ
【別名】QOL、クオリティ・オブ・ライフ
【英語】quality of life

生活の質(QOL)とは?意味を簡単に

生活の質(QOL)とは、「生きがいがあり、心身ともに充実した毎日を送ること」をさします。

QOLは、英語で「Quality Of Life(クオリティ・オブ・ライフ)」の略称。

治療や療養生活をおくる患者さんの、肉体的・精神的・社会的・経済的な満足度を意味します。治療法を選ぶときには、治療効果だけでなくQOLを保てるかどうかも大切です。

生活の質(QOL)の基準・要素

生活の質(QOL)は、物による豊かさだけでなく、「自分らしく、幸せに暮らしているか」といった心の満足度も、生活の質の基準になります。

治療効果の高い治療 副作用の少ない治療

そのため、「治療効果は高いけど、副作用や痛みも大きい治療」を選ぶか、「治療効果はあまり高くはないけど、副作用や痛みが少なく、体にやさしい治療」を選ぶかは、患者さんの意思が尊重されます。

生活の質(QOL)を上げるには?

生活の質(QOL)を上げるために大切なのは、「本人が何を幸せとするか」を知ることが大切です。

例えば、これまでは普通に歩けていたのに、自分の足で歩けなくなってしまった方がいるとします。その方が「人の役に立つ」ことに生きがいを感じていたとしたら、「体の自由が利かない=人の役に立てない」と思ってしまい、大きな喪失感につながります。

電動車イスに乗る高齢者

人のサポートなしでも生活できるよう、道具を活用する。そのうえで、自宅で座ったままでも、人の役に立てること、たとえば何かを作ったり、できる範囲の仕事をするなど、その人が幸せを見出せる状況を作り出すことで、この方の生活の質は高くなります。

生活の質(QOL)を落とさないために

周囲が優しさをもって、手を貸したとしても、その人の生活の質は低下してしまいます。

それは、一方的なサポートを受けることによって、本人が「周りに迷惑をかけてしまっている」と思い込んでしまい、逆にストレスになるからです。

介護にストレスを感じる高齢者

生活の質を向上させるポイントは「本人が何を幸せとして、何を大切にしているか」が基準になるため、手を貸すほうがよいか、貸さないほうがよいかは、状況によって変化します。

生活の質(QOL)を向上させる看護

介護や看護においては、排泄におむつを使用したり、他人の手を借りるケースも多いですが、「恥ずかしい」「情けない」など、羞恥心や自尊心を傷つけてしまうケースも多いです。

できるだけトイレで用を足すといったことが、患者の生活の質の向上につながるとされています。

また、レクリエーション活動などは、健康でよりよく生きることにも役立ちます。

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