【読み方】あきのひがん
【別名】秋彼岸、お彼岸
秋の彼岸とは?意味を簡単に
秋の彼岸(あきのひがん)とは、「秋分の日を中日とし、前後3日間をあわせた7日」のことです。
彼岸に入る日のことを「彼岸入り」、彼岸が終わる日のことを「彼岸明け」といいます。
秋のお彼岸には何をするの?
秋のお彼岸には一般的に、お墓参りや仏壇のお手入れをして、ご先祖さまを供養します。
また、日頃の自分の行いを見直す時期でもあり、「六波羅蜜(ろくはらみつ)」を実践できているかを見つめ直しましょう。
お彼岸の時期は、善行をおこない功徳を積む期間として、お寺参りや仏壇への合掌がおこなわれます。
2019年の秋のお彼岸はいつからいつまでで、お彼岸には何をしたらいいのかについては、「秋の彼岸はいつからいつまで?お彼岸には何をするの?」で確認できます。
お彼岸の意味や由来
お彼岸という言葉は、サンスクリット語の「パーラミター」、日本語で「到彼岸(とうひがん)」を略したものです。
もともとは仏教の用語で、
「煩悩に満ちた現世である此岸(しがん)を離れて修行を積むことで煩悩を脱して、悟りの境地に達した世界(彼の岸)に到達する」
という意味があります。
川をはさんだ向こう岸、すなわち、あの世を「彼岸(ひがん)」、この世を「此岸(しがん)」と例え、「お彼岸」の時期は、あの世とこの世(ご先祖さまと私たち)が交流する行事であり、そのための場所が「お墓」です。
お彼岸にお墓参りをするのには、こうした意味があるんですね。
「秋の彼岸」の関連記事