【読み方】おせんこう
【別名】線香
【英語】incense stick
お線香とは?
お線香(せんこう)は、お通夜やお葬式、お墓参りでたくことで故人を供養し、自らの心を清めてくれるといわれています。
仏壇やお墓の前で、線香に火をともし、手を合わせるのは日本ではおなじみの光景ですよね。
お線香をたく意味
お線香をたくのには、「故人が道に迷わないように」「故人の食事として」という意味が込められています。
そのため、故人が仏になる四十九日までの間は、お線香を絶やさないようにするのが風習です。
ですが、四十九日までお線香を絶やさずに、火を灯し続けるのは、火事などの心配もあるため、実際には「告別式が始まるまで」とするところが多いです。
お線香のよくある質問(FAQ)
お通夜では線香を絶やさない方がいいの?
お通夜では「線香を絶やさない」というのが風習とされています。
その理由は、故人が道に迷うことのないように、そして、線香の香りは故人の食べ物にもなるため、お腹を空かせないように、との配慮によるものです。
お線香を絶やさないのはお通夜だけ?
お線香を絶やさないのはお通夜だけでなく、一般的には四十九日の法要まではお線香を絶やさない方がよいとされています。