核家族

【読み方】かくかぞく
【別名】小家族
【英語】nuclear family

核家族とは?

核家族(かくかぞく)とは、家族形態のひとつです。

「夫婦のみ」「夫婦と未婚の子ども」「ひとり親と未婚の子ども」からなる小家族の世帯を指します。

核家族

(核家族のイラスト)

昔は結婚した子どもの世帯と親世帯が同居する大家族の形態が多く見られましたが、近年は、都市部への人口集中などで核家族化が進んでいます。

※なお「一人暮らし(単独世帯)」は、核家族に含まれません。

核家族化

日本の核家族化は1960年代に急増し、ピークは1975年の約65%。この当時、流行語にもなりました。

現在は、少しずつ下降気味になっています。

核家族の割合

厚生労働省の発表によると、日本の核家族世帯の割合は「約6割となっています。

資料:厚生労働省 – 平成30年 国民生活基礎調査

核家族の問題

核家族には以下のような問題が挙げられます。

  • 待機児童の問題
  • 家事・子育てにおいて、母親の負担が大きい
  • 過保護・過干渉になりやすい

核家族の対義語(反対語)

核家族の反対語は「大家族、拡大家族、複合家族」となります。

核家族の英語

核家族は英語で「nuclear family(ニュークリア ファミリー)」です。

反対の「拡大家族」は英語で「extended family(エクステンデッド ファミリー)」といいます。

核家族の由来・語源

アメリカの人類学者ジョージ・マードックが用い始めた「nuclear family」という英語の和訳。「人類に普遍的ですべての家族の基礎的な単位」という意味があります。

日本には第2次世界大戦後に入ってきた言葉で、当初は「核心家族」という用語が使われていましたが、徐々に「核家族」が定着していきました。

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