死亡保険金

【読み方】しぼうほけんきん
【別名】死亡給付金
【英語】death benefit

死亡保険金とは何か?意味を簡単に

死亡保険金(しぼうほけんきん)とは、「生命保険をかけていた人が亡くなったとき、保険会社から受取人に支払われるお金」のことです。

保険をかけていた人が亡くなった後、保険会社に連絡をすると、保険会社から必要書類が送られてくるので、書類をそろえて請求手続きをします。

死亡保険金は「遺産分割」の対象?

死亡保険金は、指定された「受取人」の財産であり、原則として「遺産分割」の対象にはなりません

受取人に指定された人が、すでに亡くなっている場合は、“受取人の相続人” が保険金を受けとります。

また、死亡保険金は相続財産ではないため、「相続放棄」をしても、死亡保険金を受けとることができます

死亡保険金に「相続税」がかかる具体例

死亡保険金には相続税がかからないと思われがちですが、一定の金額(非課税枠)を超えた場合には、相続税の対象となります。

非課税枠は「500万円×法定相続人の人数」という計算で求められ、これを超えた場合には、相続税を支払わなければいけません。

500×法定相続人の人数=非課税枠

【具体例】
例えば、亡くなったAさんに「配偶者」と「子ども2人」がいた場合には、非課税枠は「1,500万円」となります。

500万円×3人=1,500万円

【関連する用語】:被相続人遺言保険金受取人被保険者法定相続分直系尊属遺言書

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