【読み方】ちょうこうれいしゃかい
【別名】超高齢社会
【英語】super-ageing society
超高齢化社会とは?意味を簡単に
超高齢化社会とは、65歳以上の人口の割合が21%以上を占めている社会のことをさします。
WHO(世界保健機関)では、65歳以上の人口が7%を超えると「高齢化社会」、14%を超えると「高齢社会」、21%を超えると「超高齢社会」と定義しています。
超高齢化社会は英語でなんていう?
超高齢化社会は、英語で「super aging society」と翻訳されます。
例文
●日本では高齢化が加速している
Japan is aging ever faster.
日本の超高齢社会の現状
日本は世界一高齢化が進んだ国です。
高齢化率が高い先進国には、スウェーデン、ドイツ、フランス、イギリス、アメリカなどが挙げられますが、中でも日本の高齢化率は28.1%(2018年)※と、世界に先駆け、超高齢社会に突入しています。
日本の高齢化率は急速に進んでおり、2035年には3人に1人(33.4%)が高齢者になるとされています。
超高齢化社会の課題
このまま高齢者が増えるということは、年金や医療費などの社会保障費が増大するということです。
少子化により “支える現役世代” は減少している一方なので、1人当たりの負担が大きくなっていきます。
さらに、医療や介護の現場ではスタッフが不足しているため、在宅で介護する必要性が出てきています。家庭内での介護は、経済的な負担だけでなく、介護疲れによる精神的な負担も大きいです。
その他、ブレーキとアクセルの踏み間違いによる高齢者の交通事故、高齢者が高齢者を介護する老老介護、孤独死なども問題視されています。
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