氏神

【読み方】うじがみ
【別名】鎮守神、産土神
【英語】guardian god

氏神の意味とは?

氏神(うじがみ)とは、その地域の住民が祀る「神さま」のことです。

もともとは、同じ苗字の氏族が、祖先や縁の深い神さまを「氏神」と称して祀っていました。

氏神は、鎮守神(ちんじゅがみ)、産土神(うぶすながみ)と同じ意味で使われます。

「氏神、氏社、氏子」それぞれの意味

氏神(うじがみ) その地域の住民が祀る神さまのこと
氏社(うじしゃ) 氏神さまを祀る神社のこと
氏子(うじこ) 氏神さまを信仰し、守られている人々のこと

氏子になるには

氏子になるには「①その地域に住み、」「②お祭りに参加する」、この2つの条件を満たす必要があります。その土地を守る神々に感謝し、氏神さまを信仰する心が大切です。

挨拶は時の氏神

挨拶は時の氏神(あいさつはときのうじがみ)とは、「喧嘩や争いごとの際に、仲裁してくれる人がいたら、それはありがたいこと。なのでそれに従うのがよいですよ」という意味です。

氏神神社と崇敬神社

神社

日本の神社は、皇祖天照大御神(こうそあまてらすおおみかみ)を祀る「伊勢の神宮」を別格として、大きく「氏神神社(うじがみじんじゃ)」「崇敬神社(すうけいじんじゃ)」の2つに分けられます。

氏神神社は、その地域の氏神さまを祀る神社であり、もともとは祖先や縁の深い神さまを「氏神」と称して祀ったことに由来し、この血縁を「氏子」と呼んでいました。

それに対して、崇敬神社は、地縁や血縁関係に関係なく、個人の信仰により崇敬される神社のことで、この神を祀る人のことを「崇敬者」と呼びます。

【関連する用語】:氏子

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