【読み方】えいたいしようりょう
【英語】one-time fee for grave land rental
お墓(墓地)の永代使用料とは何か?
永代使用料(えいたいしようりょう)とは、「お墓の土地の使用料」のことです。お墓を建てるときに、最初に支払います。
お寺や霊園に永代使用料を支払うことで「永代使用権」を得ます。
永代使用料の期間
永代使用料は一度支払ってしまえば、お墓を「永久」に使うことができる、と思われるかもしれませんが、そうではありません。
お墓を建てるためには、最初に「永代使用料」と「墓石・工事費」がかかり、その後「年間管理費」がかかります。
永代使用料はお墓の土地を使用するための権利を買うもの(初期費用)であり、支払いは一度だけでよいのですが、その後はお墓の管理費を “毎年” 支払う必要があります。
永代使用料に消費税はかからない
永代使用料は、非課税のため「消費税」はかかりません。
ですが、その他の「墓石・工事費」「年間管理費」は課税対象のため、消費税がかかってきます。
永代使用料と永代供養料の違い
「永代使用料」と「永代供養料」は混合しがちですが、それぞれ意味が異なります。
永代使用料 | お墓の土地を永代にわたって使用するための料金。 →自分で管理 |
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永代供養料 | お寺や霊園が遺骨を預かり、永代にわたって供養するための料金。 →お寺や霊園が代わりに管理 |
主な違いは、「自分でお墓を管理するか」「代わりにお墓を管理してもらうか」ということになります。
永代使用料の費用相場
永代使用料の費用相場は「約20万円~200万円」と、地域によって大きな差があります。
全国的な平均は「約40万円~60万円」ですが、東京23区(都心部)では「約160万円~200万円」と高額になっています。