「相続税の申告を自分でやりたい」「相続対策や相続手続きについて知りたい」
そんな方のために今回は、相続税の「対策」と「申告」が自分でできるおすすめ本を、厳選してご紹介します。
※最新の法改正や制度に対応できるよう、定期的に内容を更新しています。
相続について学べるおすすめの基本書
まず、相続とはなにか?相続のきほんを理解するのに役立つ本を2冊ご紹介します。
今、自分でやっておきたい相続対策
1冊目は、『家族に迷惑をかけないために 今、自分でやっておきたい相続対策』です。
本書は、生前のうちにやっておきたい「相続対策」について、3つのステップを踏んで、シンプルに解説されています。
まさに、円滑で円満な相続を実現させる1冊であり、ご家族が困らない、揉めないために、ぜひ手にとって読んで欲しい相続対策本です。
家族に迷惑をかけないために 今、自分でやっておきたい相続対策 (Amazonの書籍ページにリンクします)
【著者】
堀口 敦史(税理士、行政書士、1級ファイナンシャル・プランニング技能士)
相続のことがマンガで3時間でわかる本
2冊目は、『相続のことがマンガで3時間でわかる本』です。Amazon相続税・贈与税カテゴリで、ベストセラー1位にもなっている人気書。
相続の基本から、生前対策・贈与、遺言、遺産分割について、マンガをはさんで解説されているので、相続の全体像をつかみやすくなっています。
相続で活用したい特例や還付も紹介されており、相続対策に役立つ1冊です。
相続のことがマンガで3時間でわかる本 (Amazonの書籍ページにリンクします)
【著者】
西原 崇(不動産鑑定士)、山内 亘(弁護士)、山田 麻美(税理士)
終活・相続対策で活用したい本
終活・相続の便利帳
終活・相続対策におすすめの書籍が『カリスマ診断士が日本一やさしく教える 終活・相続の便利帳』。Amazon家族法カテゴリで、ベストセラーにもなっている人気書です。
自分のこと、貯蓄リスト、口座引落し、不動産、金融資産、有価証券など、相続に関するさまざまな情報を書き込めるようになっており、もしものときの便利帳(エンディングノート)として活用できます。
カリスマ診断士が日本一やさしく教える 終活・相続の便利帳 (Amazonの書籍ページにリンクします)
【監修】一橋 香織
【編集】エイ出版社編集部
相続の手続きや流れがよくわかる本
令和元年度版 プロが教える! 失敗しない相続・贈与のすべて
相続手続きを理解するのにおすすめの本は『令和元年度版 プロが教える! 失敗しない相続・贈与のすべて』です。
「相続の基本」「相続税の申告や登記」「相続税の節税対策」「遺産分割」など、相続のすべてが凝縮された1冊であり、複雑な相続手続きについて図解を使ってわかりやすく解説されています。
「親が亡くなった」「相続に直面している」方は、すぐに読んでほしい書籍です。令和元年の最新版。約40年ぶりに改正された相続法にも対応しています。
令和元年度版 プロが教える! 失敗しない相続・贈与のすべて (Amazonの書籍ページにリンクします)
【監修】相続サポートセンター(ベンチャーサポート税理士法人)
相続税の申告が自分でできる本
自分でできる相続税申告
相続税申告におすすめの本が『自分でできる相続税申告』です。
「そもそも相続税って何?」から、具体的な「相続申告書の書き方」まで、相続税申告についてやさしく解説されています。税金が安くなる特例など、相続税のプロである税理士のノウハウが詰まっています。
“相続税の申告を自分でやりたい” という方におすすめの1冊です。
自分でできる相続税申告 (Amazonの書籍ページにリンクします)
【著者】福田 真弓(税理士、ファイナンシャル・プランナー)
相続本のまとめ
相続はある日突然、訪れます。大切な人が亡くなって、相続手続きや相続税申告が発生したときに慌てないためにも、今回ご紹介した書籍をぜひ参考にしてみてください。
「相続税」は税務署が最も申告内容の調査に力を入れている税金といわれています。相続税は払いすぎていても、税務署は教えてくれません。
過払い金の還付を受けるにも、自己申告が必要になりますので、相続税の申告はしっかり見直しましょう。