人が亡くなると、さまざまな手続きが発生します。実際に身近な人が亡くなったときに、何をどうすればいいのか、わからない…。
そんな方のために、今回は「亡くなった後の手続き」がよくわかる本を、厳選してご紹介します。
身近な人が亡くなった後の手続のすべて
おすすめの書籍、1冊目は、児島明日美さん、福田真弓さん、酒井明日子さん著書、児島充さん監修の『身近な人が亡くなった後の手続のすべて』です。
お葬式や法要のこと、保険や年金のこと、預貯金の解約や名義変更のこと、相続手続きや相続税のことなど。実際に、身近な方が亡くなったときに必要となる、さまざまな手続について、わかりやすく整理されています。
2018年に改定した新版は、最新の相続税法、マイナンバー制度、法定相続情報証明制度にも対応しています。
【目次】
巻頭グラフ 目で見てイメージ 身近な方の死後のこと
第1章 大切な方が亡くなった直後に行う手続
第2章 落ち着いたら行う諸届、諸手続
第3章 遺族年金等の手続
第4章 遺産相続手続の基本
第5章 相続・名義変更の手続
第6章 相続税の基本的手続
第7章 生前対策の基礎知識
令和元年度版 プロが教える! 失敗しない相続・贈与のすべて
おすすめの書籍、2冊目は、相続サポートセンター監修の『令和元年度版 プロが教える! 失敗しない相続・贈与のすべて』です。
相続のプロが、相続の申告や登記、相続税の節税対策などについて図解でわかりやすく解説しており、相続手続きのすべてがわかる教科書。親が亡くなったら、すぐ読んで欲しい1冊です。
令和元年、約40年ぶりの法改正にも対応。
【目次】
第1章 相続の基本
第2章 相続のスケジュールはこれで完璧!
第3章 相続税の節税対策
第4章 相続税の税務調査
第5章 相続争いと遺産分割
第6章 相続の手続き
大切な身内が亡くなったあとの手続きの本
おすすめの書籍、3冊目は、エイ出版社編集部の『大切な身内が亡くなったあとの手続きの本』です。
2019年の「相続法改正」を完全網羅した、相続の解説書。約40年ぶりに改定された、高齢社会を考慮した「居住権」や遺産分割の方法など、改正したポイントがわかりやすく解説されています。
亡くなってからの手続きが一覧表になっており、相続の流れがシンプルにわかります。
「一番見やすくてわかりやすい!」をコンセプトに作られており、死亡診断書の書き方から遺産の手続きまでが、この1冊でまるっとわかる、おすすめの書籍です。
【目次】
Chapter01 直後~1週間以内にすべき手続き
Chapter02 1週間~1ヵ月以内にすべき手続き
Chapter03 1ヵ月~1年いないにすべき手続き
Chapter04 1~5年いないにすべき手続き
知っているだけで得する! 節税対策AtoZ
まとめ
死後の手続きや相続はある日突然、訪れるものです。大切な人が亡くなっても慌てないように、今回ご紹介した書籍を手にとって、しっかり備えておきましょう。